"Marithe Francois Girbaud" 1990s Painted baggy denim pants
"Marithe Francois Girbaud" 1990s Painted baggy denim pants
1972年にパリにて、マリテ・バシュレリーとフランソワ・ジルボー夫妻によって設立されたブランド、マリテ+フランソワ・ジルボー(Marithe + Francois Girbaud)のバギーデニムパンツです。
本個体は、90年代にアメリカ市場向けに展開していた製品で、香港製。左ももにプリントされたペイントアートが最大の特徴ですが、ジルボー夫妻が掲げてきた、ストリート文化への共感や反逆精神、エリート主義的なファッションに対する皮肉という側面が大いに反映されたものと享受できます。1990年代、保守的なフランスのファッション界において、作業着であるデニムを主役に据え、さらにそれをペンキで汚したようなデザインにすることは、非常にアヴァンギャルドで挑戦的な行為。パンツの派手な色彩は、「ルールに縛られず、自分のアイデンティティを自由に表現せよ」という、若者やストリートシーンに向けた力強い鼓舞としても解釈できると思います。
ジルボー夫妻は、ジーンズを石で洗い色落ちや風合いを変化させるストーンウォッシュや、バギージーンズ、ストレッチデニムといった革新的な表現を開発。1980年代〜90年代には、ヒップホップカルチャーに支持。ラッパーたちのスタイルの象徴的な存在として親しまれました。2000年以降は各メーカーとのコラボや世界中での旗艦店・フランチャイズ展開により低迷を招いたと言われています。一度2012年に破産後、近年は韓国企業による展開が再開されています。
このデニムは、パターンとしてもジルボーらしさが詰まっています。まずはサイドシームのない一枚身頃という構造。一見するとバックヨークがあるように見えますが、これもダーツ処理によるパタンニングで立体的なホルムを作っています。ダーツに流し込まれた深いUの字ポケットとコインポケットも、着用時のぶかっとしたフォルムを少し引き締めるように存在しているとも解釈できます。
ラバー成分がしっかりと含まれたペイントで、裏を返せば洗いや経年変化で剥がれひびが入ったり剥がれ落ちることは目に見えています。これもジルボーの視点・未完成の美が入っています。
80年代後半のかつての広告のコピーには「モードジーンズの歴史は、ジルボーの歴史である」とあるように、その背景をも楽しめる一着です。
⚫︎サイズ
表記 36M (日本人女性Lサイズ、男性L-XLサイズ相当)
ウエスト(周囲) 91cm
股上 34cm
股下 86cm
脇丈 114.5cm
ヒップ(周囲) 136cm
もも幅 32cm
裾幅 25cm
※着用画像のモデル身長は180cm男性です。
※若干の誤差はご了承ください。
※サイズガイドはこちら↓
https://cerastore.thebase.in/blog/2026/05/22/103930
⚫︎カラー
ブラック
⚫︎素材
コットン 100%
⚫︎原産国
香港
⚫︎状態
ペイントプリントに2箇所ほど1cm程度の剥がれが生じています(写真15枚目)。ブラックデニム自体に白茶けている箇所が全体的にございます(写真6,10,20枚目)。致命的な外傷やほつれなどはございません。
あくまでも中古品/古物ですので、認識できないほどの小さな汚れ、保管時の劣化がある場合がございます。
当店としてはこれらも含めて、古着や古物の味や魅力として解釈しております。誠に恐れ入りますがその旨ご理解頂いた上でご購入をお願いします。
※商品について気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。追加画像をご用意するなど柔軟に対応させていただきます。
※アイテムは他サイトと在庫を共有しており、完売の場合もございます。
¥22,000




















